すきま

今日は、先日の日記に書きました「人は見た目が9割
竹内一郎著)」から、「すきま」をテーマに。


著者曰く、人は「隙間に入る」のが気持ちよく、「人
の気持ち」も隙間に入りたがる習性を持つそうです。
そして、本音で語る人に対しては、それを聞く人の防
御壁が外れ、隙間ができる。その隙間に「人の気持ち」
が入り、お互いに打ち解けやすくなる。と、かなり端折
った説明ですが、著者の言いたいことのおおまかは伝わ
ったかと。


ここで、著者の見解を踏まえて、行政書士についてみて
みましょう。これは、私が尊敬する行政書士の先生から
聞いた話ですが、行政書士とは、そもそも専門領域を持
たず、他士業とは重なり合わない業務分野を独自に開拓
してきた経緯があるそうです。


入管業務に関する申請取次者や、著作権業務に関する著
作権相談員などがその代表例かと。


そこで、著者の見解を100%支持するとすれば、まさに
「隙間」の業務分野を扱う行政書士とは、一般の人にとっ
ては、敷居も低く、利用しやすい存在だといえるのではな
いでしょうか?


あとは認知度の問題さえどうにかすれば仕事が増えるとい
う考えは、ちょっと短絡的すぎるでしょうか(苦笑)?