妙案

事務所では普段の業務中もずっとラジオをつけています。


ラジオってテレビとは違い、ながら作業ができるし、ニュース速報は入るし、流れる曲についての話題で従業員同士の会話も生まれるし、良い事ずくめ。


今回の震災報道にあっても、被災された方からリクエストされる思い出の曲や、被災者の方々を思ってリクエストされる元気の出る曲等が流れきて、心がほっとします。


そして、昨夜もラジオを聴きながら仕事をしていると、とあるリスナーの人から以下の様なメッセージが寄せられていました。


輪番停電を実施しているのだから、テレビ局の放送も輪番制にすべき。」と。


これ、本当に妙案だと思います。


どの放送局でも、官房長官等の緊急会見の際は同じ映像を流していますし、過去の津波の映像等を繰り返し流してばかりで気分が滅入ります。


特に止めて欲しいと思うのが、


「基準値の○○○倍の放射能を検出」


と、テロップで繰り返す事。


逆に不安を煽るばかりで、専門家が盛んに「東京では特に人体に影響はない。」と解説していても、半信半疑になる人も多いのでは。それだけ、視覚効果の方が影響が大きいと思うんですよね。


どうせテロップを流すなら、強烈な見出しのスポーツ新聞や週刊誌みたいな事は止めて、


放射能検出も人体に影響無し。」


とだけ流せばいいのに・・・。


事実を放送する事自体に異論はないのですが、もう少し受けて側の心理も考慮していただけないものかなと思います。